“難民”として生きる ~なんみん写真展より

December 9, 2017

10月9日から13日まで、なんみん写真展がAPUコンベンションホールにて開催されました。これは、学生団体のpiece×piece、Two Starsに所属している学生と、上原教授のセミナークラスによって、難民についての認識を高め、難民問題について考えて欲しいという願いから催されました。この写真展で展示されていた写真はUNHCR (United Nations High Commissioner for Refugees) そしてアムネスティ・インターナショナルから提供されました。またこの写真展には400人を超える生徒、教員、そして来訪者が足を運びました。

 

“難民”とは、貧困、飢餓、人種差別、戦争や政治的な理由から自分の国から出ることを強いられた人々のことを言います。近年、難民問題は世界中で深刻化しており、シリアや南部スーダンでは特に非常に深刻な問題となっています。現在、難民の数は延べ21千万人であり、およそ半数は子どもであると言われています。この問題を受けて、トルコ、レバノン、ウガンダなどの国々では難民を受け入れ、必要支援を行っています。一方でそれらの国々に比べ日本を含めた、多くの先進国では難民問題に対する解決策がありません。2014年、約5000人が難民協力のため政府に申請書を提出しましたが、容認されたのは5000人のうち11人(0.2%)だけでした。したがって、日本での難民に対する意識を向上することは、これからの問題を解決するのに極めて重要であることがわかります。またこの写真展の目的とも言えるでしょう。

 

難民も私たちと同じ人間です。彼らは他の人々と同じ様な生活を送りたいだけです。しかし、彼らにはそれが出来ません。それ以上に家を無くし、病気や怪我を負い、愛する人を失ってもいます。政府は難民によって引き起こされる安全問題を危惧しています。しかし、私たち自身が彼らについてよく知り、また思いやることで希望は見えると信じています。私たち自身が世界をさらにより良いものに、笑顔溢れるものしていくことだって可能なのです。

 

翻訳:古森真麻

 

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