UNHCRとともに難民を支援

APUの学生集団「Two Stars」は2018年1月21日、難民問題を皆で考えることをテーマとしたイベントを別府インターナショナルプラザ(APハウス4)で開催しました。国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)の中村氏を講演者に迎え、講演の後、「My List」というワークショップが開かれました。APU生のみならず、別府市民も一緒にこのイベントに参加しました。

招聘講演者の中村氏は、UNHCR職員としての知識や経験について語りました。UNHCRは1950年に創立され、難民の保護・支援を行うとともに、難民のための持続的解決策を追求しています。また、保護施設・水・医療・教育・法的援助といった緊急保護や、本国送還・現地への融合・再定住といった長期解決策も提供します。

これまで、UNHCRの財源はほとんど有志の寄付によるものあり、その活動から恩恵を受けている難民等の数が、6700 万人以上に上ります。その一方で、2016の時点で世界各地の難民・国内避難民の総数は6560万人に達しており、それによってUNHCRの財政赤字が、35億米ドルに膨らみました。このことから、民間寄付はますます重要になっています。UNHCRは資金援助のほかにも、企業・団体主催によるPR活動の実施という形で支援を受けています。

講演の後、「My List」というワークショップが開かれました。そこでは、参加者は、保護施設や食物等といった代替品のあるものや、健康や家族等といった代替品のないものを含めて、生きる上で必要なものをリスト化してみました。そして、難民の苦難を理解できるように、列挙したすべてのものを諦めざるを得ない状況を想像してみましょうと言われました。この体験を通して、参加者は感じたこととともに、難民を助けるために何ができるかについての考えも共有しました。

家を捨てて避難を余儀なくされる人々は、世界中で過去に類を見ないほどの数に達しています。そのことは自分の目には見えないからといって、それが実際に起きていないというわけではありません。UNHCRを通して、我々一人ひとりがその状況を改善できると信じましょう。

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