• Amara Zahra

オーガニックソープでSDGs に取り組むパラディシ


プロジェクトBとは

APUが学生活動を支援するプロジェクトB(選抜プロジェクト型)には、学生プロジェクトのなかでも独創的なプロジェクトが選ばれます。選考には申請書を提出し、プレゼンテーションを行う必要があり、採択されたプロジェクトは大学からの補助金および公的支援等の支援を受けます。プロジェクトは終了まで最低6か月から1年間の期間を要します。


サステナビリティと向き合うParadisi(パラディシ)

APUには環境問題とサステナビリティ(持続可能性)について積極的に取り組む学生が多く在籍していますが、最近はコロナウィルス感染拡大により、多くの学生活動とプロジェクトが困難になっています。そのため、どうやって家にいながら持続可能性を推進できるのかと思われませんか?

パラディシはまさに困難を乗り越えてこれを実践しています。その疑問がこの記事できっと解消されるでしょう。


パラディシの家庭菜園キット


プロジェクトBに選ばれたパラディシが目指すのは、サステナビリティを提唱し、より健康的な、環境にやさしいライフスタイルを促進することです。コロナウィルス感染拡大のため、多くの予定された活動が変更を余儀なくされましたが、パラディシのメンバーは目標を変えることを望まず、この状況下でベストを尽くし、オンライン上でできる方法に変更しました。

現在のところ、メンバーはインスタグラムのアカウント(@paradisi_apu)にサステナビリティに関する情報から家庭菜園のコツに至るまで、様々な内容の投稿を精力的に行っています。中でも、このプロジェクトのユニークな特徴は、DIYオーガニックソープであり、彼らのトレードマークでもあります。


パラディシといえば“D.I.Y オーガニックソープ”


このオーガニックソープはパラディシの主力製品です。天然素材を使って大学生にアピールできるものをデザインし、手作りしました。そして、APU生向けに、この製品を販売することを計画しています。今回SPAは、パラディシ創設メンバーの一人である、Tazkiaさん(インドネシア)にオンラインでプロジェクトについてインタビューしました。

インタビュー


「パラディシ」を作るきっかけは何ですか。

私を含めたメンバーが、当初はただ何か、インドネシアのコミュニティに還元できるようなプロジェクトを作りたいと考えたのが発端でした。プロジェクトを考える中で私達が暮らすすぐそばに、トイレやきれいな水を利用できない人々がいることから、最終的にインドネシアの衛生状態を向上させたいという思いに至りました。そのための資金の捻出に悩み、それらを経て、この環境にやさしい石けんを作るというアイデアにたどり着きました。

石けんは、いわば、公衆衛生とサステナビリティへの意識啓発という私たちの目標を推進するツールになります。皆さんがパラディシの作った製品を購入することで、私達の目標を支えることにつながります。製品の販売によって得た利益はインドネシアでトイレをつくるプロジェクトに使われます。


選択肢の多いDIYプロジェクトの中でも、なぜパラディシの主力製品として「石けん」を作ることにしたのですか。

何かわかりやすいものを作りたかったです。自粛期間に自宅でDIYアイテムを作り始めた人が多かったので、そこからヒントを得ました。もし手作りするなら、自分たちでデザインしたくなるだろうし、石けんは毎日使うので誰にとっても身近な物だと思います。パラディシのオーガニックソープを使う時に環境について考えてもらえたらと思っています。


目を引く美しいデザインのオーガニックソープ


より健康的で環境にやさしいライフスタイルを提唱するパラディシのプロジェクトは、他のプロジェクトと比べてどのような強みがあると思いますか。

私たちのプロジェクトは、わかりやすいのでAPU生にきっと気に入ってもらえるのではないでしょうか。クリエイティブで、美しくより健康的でかつ環境にやさしいライフスタイルへのアプローチはとても「ミレニアル」的です。私達の石けんやバタフライピー茶などの製品を購入することが貢献につながります。もし私達の活動に参加を希望するなら、参加を表明してもらえれば、ボランティアはいつでも歓迎します。環境についてもっと学びたい人のために、わかりやすく楽しい活動を企画したいと思っています。


パラディシのメンバー


現在のコロナウィルス感染防止を考慮して、どんな計画を立てていますか。

実は私達の当初の計画は「ピクニック、クリニック、エピック」と呼ぶものでした。ピクニックというのは、別府グローバルガーデンと提携してAPUの人々とガーデニング活動をしたかったのです。しかしコロナウィルス感染拡大のため、メンバーだけで行わざるを得なくなりました。また、別府グローバルガーデンで家庭菜園キットを作っています。クリニックというのは、APUの学生が参加できる石けん作りのワークショップを考えていました。これも、コロナの影響でメンバーのみに限定しなければなりませんでしたが、ソーシャルメディアに多くのコンテンツを投稿するようにしました。その中には私達のプロジェクトについてのオンライン・エキシビションもあります。

最後に、「エピック」は資金集めの計画です。当初の計画では天空祭で特製バタフライピー茶を販売する予定でしたが、コロナウィルス感染拡大のため天空祭がオンラインになりできませんでした。その代わりに、主に友人に製品を販売して、インスタグラムでPRしました。これからもより多くのワークショップをメンバー対象に行い、ソーシャルメディアに投稿していく予定です。

このように、コロナウィルス感染拡大のため活動規模を縮小し、ソーシャルメディア投稿に力を入れていくようになりました。


パラディシのインスタグラムページ(@paradisi_apu)


プロジェクトBへの参加やパラディシの一員であることで、学生として個人としてどのように成長しましたか。

何か得たものはありますか。

プロジェクトBへの参加はとても新鮮な経験で、私はこのようなプロジェクトに関わったことがなかったのでゼロからすべてを学びました。それにAPUはプロジェクトに大変協力的で、毎週のミーティングには、APU職員の方も出席してくれました。プロジェクトの立ち上げ方をはじめ、大変専門的な意見を聞くことができました。私が一番学んだことは、資金計画からアイデアを構成する上での批判的な見方に至るまでの “正しい”プロジェクトの立ち上げ方でした。

さらに、私はリーダーで人材管理担当者なので、環境問題とそれに対する解決方法等をリサーチして学び、一個人として多くの見識を得ました。

パラディシのリーダーTazkiaとのオンラインインタビュー


パラディシの最新情報はこちら→@paradisi_apu


Tazkia Nurannisaさん、インタビューへのご協力ありがとうございました!!


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